おいっす、思い立ってもなかなか行動できない男、クロジやで。
生活費を削減する上でまず考えたいのが固定費の削減。
その中でも多くの人が見直す価値があるのがスマホ代。

今はスマホの利用率が90%に迫る勢い。
でも多くの人のスマホ利用料金が家計の負担になっている。
そこでオススメしたいのが『格安SIM』という選択肢だ。

格安SIMって安いって聞くけどどれぐらい安いの?

平均すると1人月5,000円ぐらいは安くなるで

そ、そんなにっ!でもデメリットも多いって聞いたよ?

んじゃそのあたりも含めて、格安SIMについて説明しよか
ってことで今回は、
・そもそも格安SIMってなに?
・格安SIMにするメリットやデメリットって?
・乗り換えるならどこの格安SIMがオススメなの?
ってなことについて、解説していく。
「うっせーな、俺は知りたい情報だけ知れればいいんだよ!」って人は目次からそれぞれの項目に飛んでくれ。
格安SIMとは?


せんせー、『SIM』ってなーに?
まずは格安SIMの『SIM』ってなに?ってのから説明していく。
上の写真の○で囲ってるのが『SIMカード(Subscriber Identity Module Card)』といって、これがスマホにセットされてるから電話が使えたりインターネットが使えるってことになる。
多くの人が『キャリア』と呼ばれるドコモ、au、ソフトバンクで契約してると思うんだけど、この『SIMカード』の契約をしてるってわけ。

SIMカードって見たことないんだけど?

キャリアで契約すると各ショップの店員さんがセットしてくれるからね
んで格安SIMってのはなにかっていうと、SIMカードの契約料金(月額利用料金)が格安な通信業者ってことになる。
格安SIMのメリット

格安SIMのメリットは『とにかく安いこと』と『シンプルな料金プラン』やな

くわしくっ!
とにかく料金が安い!

上記のグラフを見てもらうと一目瞭然だ。
格安SIMの最大にして最強のメリットは『圧倒的に料金が安い』こと。

スマホの通信費は年々増加傾向、家計への負担も増えていってるで

このグラフ、総務省の家計調査だが移動電話通信料ってのがスマホの通信費にあたる部分。
見てもらうと年々スマホ代が増えていってるのがわかってもらえると思う。
これから5Gっていう超高速かつ品質のいい通信サービスが提供されていくけど、もちろんその分料金が追加される。
ますますスマホ代が家計の消費割合を高めていくことが予想されるから、格安SIMに乗り換えることで家計への負担を少なくすることをオススメする。
料金プランがシンプルでわかりやすい
基本的に格安SIMの料金プランを決めるのに考えることは
・データ専用SIMか音声通話SIMか
・使用するデータ容量の上限
以上の2点。

上記はBIGLOBEモバイルの料金プランなんやけど「電話したいから音声通話SIMにして月に6GBぐらい使うから6GBプランで、月2,150円やな」ってめっちゃわかりやすいよね。

上記はauの料金プランやけどこれ見てどう思う?

うわっ、わっかりにくいなぁ…

先生はややこしいのが嫌いなのでもう5年以上はキャリアには近づいてません!
ただでさえ高い料金設定に加えて、複雑な料金プランのキャリアで契約する意味ってある?
自宅から契約できる
格安SIMの契約は基本的にインターネットで申し込むところがほとんどなので、ネット環境さえあれば自宅に居ながら契約できるってのもメリットになる。
店舗に行くと不要なオプションを勧められたり、そもそも長時間待つ必要もない。

ネット環境があれば24時間いつでも申し込めるのは引きこもりにはありがたい!
格安SIMのデメリット

メリットはすごく魅力だったけど、やっぱりデメリットが気になるなぁ…

もちろんデメリットもあるけどちゃんと対策も教えておくよ!
実店舗がない(少ない)ので対面でのサポートが劣る
キャリアで契約すると初期設定はショップ定員がしてくれたけど、格安SIMの場合実店舗はほぼ無いので自分でやる必要がある。
といっても基本的に画面の指示に従って操作をしていくだけやし、わからないことがあればネットで調べれば大体解決する。
それでもわからないなら問い合わせページから連絡してみよう。

専門的な知識なんか持ってなくても初期設定は誰でもできるで!
実は実店舗がないことは、僕たち利用者にとって悪いことではないんよ。
実店舗を持たいないからこそ人件費や店舗維持費が不要になり、その分利用料金に還元してくれてるってわけだ。

格安SIMの利用料金が安い理由はこういうところにあるんだね!
キャリアから端末を持ったまま乗り換える際に注意が必要
キャリアで購入した端末のまま格安SIMに乗り換えるには1つ注意して欲しいことがある。

キャリアで販売されてるスマートフォン本体には『SIMロック』というクソ仕様が施されており、ドコモならドコモのSIMしか使えないようになっている。
だから基本的にはドコモで契約してる人はドコモ回線の格安SIMで、ソフトバンクで契約してる人はソフトバンク回線の格安SIMで契約するのがオススメやで。
ドコモで契約してる人がソフトバンク回線の格安SIMで契約する場合、『SIMロック解除』という手間が増えるんであんまりオススメしない。
解除方法としては契約してるキャリアのウェブサイトから解除するか、契約してるキャリアショップに持ち込んで手数料3,000円支払って解除してもらうかの2択になる。

先生はSIMフリー端末をオススメします!

SIMフリー端末?
キャリアのクソ仕様『SIMロック端末』とは反対の『SIMフリー端末』なら、
・好きな回線を自由に選べる
・海外へ持って行っても、海外SIMを挿せばすぐに使える
・端末を選べる楽しさがある(キャリアから販売されてる端末より選択肢が多い)
・DSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)対応端末なら、SIMを2枚挿せるので用途に応じた使い分けができる(キャリア販売のDSDS端末はない)
というメリットがあるで。

一言で言うなら「選択肢が自由」ってことやな
決済方法がクレジットカードの場合が多い
口座振替やデビットカードでの決済方法がないわけではないが、格安SIMの利用料金はクレジットカードで決済するのが一般的。
クレジットカード決済なら、支払いに対して少ないながらポイントが付くからお得になる。
僕のオススメは『楽天カード』。
下記の『楽天モバイル』との相性がめっちゃいいんよね。

楽天モバイルの利用料金は、期間限定ポイントで支払うことが可能やで

ガンガン貯まる楽天ポイントのうちの使い勝手が悪い方のポイントだね
通信速度が遅くなる時間帯がある
格安SIMはキャリアから回線をレンタルしてるという関係から、通信が混雑する時間帯にはキャリアユーザーが優先されるため、どうしても通信速度が低下する。
具体的には出勤時間帯の7時~9時、お昼休み時間帯の12時~13時、帰宅時間帯の18時~19時の時間帯は通信が混雑するので動画や通信料が多いゲームはかなり厳しい。
逆にSNSやwebサイトの閲覧などはワンテンポ表示が遅れる等の遅延が少々見られるが、そこは料金と比較して決めて欲しい。
UQモバイルはauのサブブランド、Yモバイルはソフトバンクのサブブランドであるため、通信の品質はキャリアと同等なので通信が混雑する時間でも快適に使える。
ただし他の格安SIMよりは料金が高い。

料金は、大手キャリアと格安SIMの間ぐらいをイメージしてもらってええよ
オススメの格安SIM通信業者

最初に断っておくと、どこの通信業者を選んでも大差ないで
通信品質はキャリアからレンタルしてる以上どうしようもないし、料金もすでに行き着くところまで行ってしまっている。
だから時間をかけて最高の1社を血眼になって探すよりは、さっさと格安SIMに移行して固定費削減という目的を達したほうがいい。

調べてみたら格安SIM業者って100社以上あるんだけど…

先生がオススメする2つの格安SIMを紹介するよ!
データ通信無制限が魅力、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)
実は楽天モバイルは厳密にいうと格安SIMではない。
2020年4月からドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ『第4のキャリア』としてサービスが始まった。
楽天のサービスを使いまくってる人、つまり『楽天経済圏』を活用してるひと、これから使っていこうとしてる人には楽天モバイルは激推し!
・プランが1つ(プラン名:Rakuten UN-LIMIT)でわかりやすい
・先着300万人に限り、プラン料金が1年間無料(2年目以降は月額2,980円)
・楽天回線エリアならデータ通信が無制限の使い放題
・楽天回線エリア以外ならパートナー回線となり、月5GBまで使用可能
・パートナー回線の上限、月5GBを超過しても1Mbpsの速度で使い放題(中画質ぐらいの動画は閲覧可)
・専用アプリ『Rakuten Link』を使えば、国内通話&SMSが使い放題
・楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率が+1%
・楽天ポイントの1種、期間限定ポイントを利用料金の支払いに使える。
メリットだらけに見える楽天モバイルやけど実は致命的なデメリットもあるからそれもちゃんと紹介するんでどちらもよく知った上で検討して欲しい。
楽天回線に関してはサービス開始の4月よりは徐々にだが増えてきている。
楽天回線対応のエリアのみの行動範囲の人間であれば最高にオススメ。
それ以外の人はとりあえず先着300万人の無料キャンペーンの終了間際に契約することをオススメする。
対応機種に関しては、とりあえず最新、準新機種であれば問題ないが、古い機種はアウトってことで新しいスマホを買おう。

まだまだこれからのサービスではあるけど、通信業界に風穴を開けてくれる存在になって欲しいね!
先日、楽天モバイルから5Gプランの発表がありました。

利用料金は今までと同じ2,980円で5Gも使い放題!
参考までに他キャリアとの比較です。

スマホ本体の価格が安すぎる、OCNモバイルONE
スマホ好きの間では有名なOCNモバイルONE。
何が有名かというと、「スマホ本体が安すぎる」こと。
もちろん本体と一緒に回線を申し込むことが条件とはなるが一般的な価格と比べてみよう。
価格.com | OCNモバイルONE |
---|---|
Redmi Note 9S | |
i phone SE(第2世代) | |
比較表に載せた「Redmi Note 9S」はスマホ好きの間ではコスパ最強と呼ばれてるスマホ、これがOCNモバイルONEで買うことによってさらにコスパモンスターへと変身を遂げる。

コスパ最強の理由は、詳しく解説されてるブログや動画で調べてみてくれ
また、日本人大好き「i phone」も一般的な価格よりもかなりお安くなっている。
格安SIM移行に合わせてスマホ本体も欲しいよって人は、セール状況にもよるけど基本的にOCNモバイルONEで本体を買うのが得策やね。

先生が知る限り「Redmi Note 9S」は乗り換え&オプション加入キャンペーン込で880円まで値下がりしたのを確認してるで!
OCNモバイルONEは3月、6月、9月、12月の毎四半期末にセールをやってるのでスマホ本体の購入も込みで乗り換えを検討してる人はチェケラ!
他社からOCNモバイルONEへの乗り換え方法はこちら。

格安SIM業者への乗り換え方法はほとんど一緒だからOCNモバイルONE以外への乗り換え方法でも役に立つ情報やで!

15分で乗り換えできちゃうの!?
通信速度を計測したところ1番速度が遅くなるお昼の時間帯でも十分すぎる速度がでてくれました。


webサイトの閲覧や動画視聴は『ダウンロード』の速度が重要!

これだけの速度が出ているとyoutubeの『HD 1080p』動画視聴でもまったく問題ないで
その他オススメの格安SIM
冒頭でも言ったように格安SIM業者はそこまで大した差がない。
上記2社以外のオススメは、
・通信速度を求めるなら「auのサブブランドUQモバイル」or「ソフトバンクのサブブランドYモバイル」
・自宅の光回線とのセット割引が可能なBIGLOBEモバイル等、「自宅のプロバイダ名 モバイル」で検索
まぁそんなところかな。
何度もしつこいけど格安SIM業者に大きな差はないから、どれでもいいからサッサと格安SIMに移行して少しでも早く通信費の削減をすることに注力して欲しい。
まとめ サッサと格安SIMに移行して月5,000円の固定費削減をしよう
今回は格安SIMについての解説をしたで。
ざっくり要点をまとめると、
・格安SIMのメリットは圧倒的な低料金&シンプルでわかりやすい料金プラン
・デメリットはサポートの弱さ&通信速度が低下する時間帯がある
・デメリットさえ克服できれば固定費削減としての破壊力が高い(月5,000円×人数)
ってことやな。

格安SIMに移行しちゃえば月5,000円も余裕ができるんだね!

家族の人数が増えれば、より固定費削減の効果は大きいよね!

お父ちゃんとお母ちゃんにもオススメしてくるよ!
月5,000円で何ができるかを考えたことってある?
貯金や投資に回したり、友達や家族とちょっと美味しいものを食べたり、1年貯めれば旅行代金にもなる額なんよね。
逆に月5,000円分の残業や仕事量を減らしたり、時短家電を導入することで自由な時間を作ることだってできる。

格安SIMに移行することで得られる恩恵を受けている人はたったの2割。
行動することは確かにめんどくさい、でも行動した人だけが得られる恩恵がある。
さぁ、あなたはどうする?

ボクはすぐに行動するよっ!
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