おいっす、お得なことには敏感な男、クロジやで。
先日こんなツイートをした。
この中の「やり方がわからない」「面倒くさい」って人に向けて、今回は格安SIMへの移行手順について説明したで。
やり方がわからないってのはもちろん、この記事を読んでくれると「意外と簡単そうだな」ってのもわかってもらえるはず。

しゃーない、乗り換え手順を画像付きですべて説明しよう

これでも二の足を踏むようならボクはあきれちゃうなぁ
ってことで今回は、
・格安SIMへの乗り換え手順
・乗り換えの際に準備しておくべきもの
・SIMカードが届いてからの設定方法
ってなことについて、おしゃべりするで。
この記事をザーッと1度読んでもらうと如何に乗り換えが簡単かってのがわかってもらえるはず。
約15分で今後のスマホの通信費が月5,000円も安くなるなら移行しない手はないでしょ。
そもそも格安SIMって何?って人はこちらをどうぞ。

せんせーは乗り換えしてみてどうだった?

OCNモバイルONEは格安SIMの弱点の『昼間の通信速度』を見事克服してくれてたんで大満足!


これだけの速度が出ているとyoutubeの『HD 1080p』動画視聴でもまったく問題ないで


今『OCNモバイルONE』では年末大感謝セールと題して破格の値段でスマホが買えます。
参考までに一般的な販売価格を「価格.com」で調べてみた。


ご覧の通り、コスパ最強スマホ「Redmi Note 9S」も最新のハイスペックスマホ「ZenFone 7」も圧倒的な激安価格である。

Redmi Note 9Sに至ってはもう頭がおかしいとしか言いようがないw
格安SIMへの移行手順
なんとなく複雑かつめんどくさいイメージがある格安SIMへの移行。
僕の周りにもなかなか行動できなかった人がいたが、実際にやってみての感想は「イメージしていたよりもすぐに終わった」「なんでもっと早くやらなかったんだろう」って意見が多かった。
まずは1度、記事を全部読んでもらい大まかなイメージを持ってもらうといいかもしれない。
また今回はOCNモバイルONEでの申し込みだが、基本的にどこの格安SIM業者でも同じような手順で申し込みが進んでいくので参考になるはずだ。
申し込みの前に準備しておくべきもの
格安SIMへの移行手続きの際に準備しておいて欲しいものがある。
・クレジットカード
・本人確認書類の画像(スマホで表裏、撮影しておく)
・MNP予約番号(現在の電話番号をそのまま使いたい場合に必要)
クレジットカードに関しては説明は不要だろう。
本人確認書類については運転免許証かマイナンバーカードがオススメだ。(補助書類が不要な場合が多い)
MNP予約番号についてだが、簡単に説明すると今の電話番号のまま通信業者を変更することができるのだがその場合、移行前の通信業者からMNP予約番号を取得しておく必要がある。
手続きに関しては下記で説明しているので省くが、注意点が2つあるので説明しておく。
まずはMNPでの乗り換えには手数料が発生すること。
MNP転出料として2,000~3,000円(税抜き)、MNP転入料として3,000円(税抜き)の合計5,000~6,000円が必要になってくる。
もう1つの注意点として、MNP予約番号には有効期限があること。
なのでMNP予約番号を取得したら、すぐに移行先の手続きを開始したほうがよい。
有効期限が切れたからといって現在利用している電話やインターンネットが使えなくなるわけではないので安心してほしい。
ただ有効期限が切れると手続きができなくなるのでその際はMNP予約番号の再発行申請をしよう。
現在契約してる通信業者からMNPを取得しておく
まずは現在契約しているキャリアから『MNP予約番号』を取得しておこう。
各キャリアショップに行って取得することも可能だが、キャリアショップでの長時間の待ち時間ももったいないし引き止めもウザイ。
そもそも出かけることすらメンドクサイのでwebか電話でMNP予約番号を取得しよう。
ちなみにキャリアにとって一番嫌なことが解約や通信業者の移行なので公式サイトのMNP予約番号取得ページはどこにあるのか非常にわかりにくい。
下記に大手3社のMNP予約番号取得ページを貼っておくのでそこから飛んでくれると時間の節約になるはずだ。
NTTドコモはコチラ
契約内容・手続き⇒携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)
NTTドコモコールセンター 受付時間:9時~20時 通話料無料
・ドコモ携帯から⇒151
・一般電話から⇒0120-800-000
auはコチラ
画面上部「スマートフォン・携帯電話」 ⇒ ご契約内容 / 手続き ⇒ お問い合わせ / お手続き ⇒ MNPご予約
auコールセンター 受付時間:9時~20時 通話料無料
・携帯、一般電話共通⇒0077-75470
ソフトバンクの場合、3G回線(いわゆるガラケー)契約者のみwebからの受け付けなので電話で取得しよう。
ソフトバンクコールセンター 受付時間:9時~20時 通話料無料
・ソフトバンク携帯から⇒*5533
・一般電話から⇒0800-100-5533

ソフトバンクから絶対に移行させないぞっていう強い意志を感じる…

いまどきガラケーからのみって…
移行先の通信業者で申し込みをする(スマホ本体とセット購入編)
今回は『スマホ本体が安過ぎて頭おかしい』でお馴染みのOCNモバイルONEでの購入方法だ。
他の格安SIM業者での契約もほぼ同じ手順で申し込みが進んでいくので参考にしてもらいたい。
まずは本体とセットで購入する場合の手順を説明する。
まずは公式HPへアクセス。
そこから上部にある『スマホセット』をクリックし好きな端末を選ぼう。
スペック等はスマホレビュー系のサイトを参考にしてもらうとして、1点気を付けておきたいポイントがある。

通信方式(別名、対応band)がSIM業者と端末とで合致している必要がある点は注意して欲しい。
簡単に説明すると、SIM業者が提供(送信)している周波数帯を受信できる端末が必要になる。
といってもSIM業者がスマホとセットで提供しているものはもちろんだが、国内で販売されているSIMフリースマホはどのSIM業者と契約しても問題なく使えるので気にする必要はない。
ただ海外のネット通販などで購入した端末は国内仕様になっていないので使えない周波数帯が出てくる場合があるので要注意だ。

とくに山間部などの田舎に住んでる場合はプラチナバンドに対応してるかの確認をしよう
携帯通信に適した周波数帯。
高速周波数帯は高速通信が可能な反面、障害物などに遮られやすい性質がある。
プラチナバンドと呼ばれる低速周波数帯は障害物を透過しやすく、また障害物を回り込む柔軟さを持つ性質がある。(より遠くまで電波が届く)
都心部であればいろんな種類の周波数帯が飛んでいるので気にする必要がないが、山間部などはプラチナバンドに対応していないと電波を受信できない可能性が高い。
主なプラチナバンドは次の通り。
ドコモ回線⇒band19(band6)band19に対応していればband6にも対応
au回線⇒band26(band18)band26に対応していればband18にも対応
ソフトバンク回線⇒band8
そもそも国内仕様以外の端末は基本的に『技適マーク』というものが無いので最悪、電波法違反になり処罰される可能性もあるのでオススメしない。
購入したい端末であるか確認したら申し込みしよう。

クレジットカード、本人確認書類、MNP予約番号は用意してもらっていると思うので、必要な箇所にチェックを入れたらプラン選択に進もう。
各項目の選択をしていこう。
②のセキュリティに関して、そもそもスマホにセキュリティが必要なのか?(もともと備わっている)との疑問があるがどうしても心配なら無料のセキュリティソフトがあるのでそちらをオススメする。
各項目の選択を終えたら次に進もう。

ほとんどの人が初めての利用になると思うので上の『お申し込み手続きに進む』を選択しよう。

少し記入箇所が多いがこちらも全て記入をし、次に進もう。

記入情報に間違いがないか、しっかりと確認をしたなら申し込みをクリックしよう。
上記の部分までがスマホ本体とSIMのセット購入のうちのスマホ本体部分の申し込みになる。
移行先の通信業者で申し込みをする(SIMカード編)
ここからは『スマホ本体とSIMのセット購入』と『SIMカード』の共通の申し込み方法となる。
SIMカードのみの契約の場合は途中でデータ容量の選択やオプション画面が出てくるが必要なものを選択して進んで欲しい。
SIMカードの申し込みをしよう。
SIMカードのみの申し込みはここからスタート。

上記の画面はSIMカードのみの申し込みの方のコース選択やオプション選択の画面になる。
スマホと同時購入の方には表示されないので気にせず下記の画面へ。

まずはクレジットカード情報を入力しよう。
ほとんどの格安SIMの利用料金の支払いはクレジットカードのみの取り扱いってところが多い。

少ないけどクレジットカード以外の支払い方法がある格安SIM業者もあるで
次は手続きの中で一番メンドクサイ「本人確認書類のアップロード」。
といってもスマホから申し込みしているならスマホのカメラで書類を撮影しアップロード、PCの場合は同じくスマホのカメラで書類を撮影後、PCと接続すればアップロード可能だ。
注意点として本人確認書類の住所と現住所が違う場合、住民票もしくは発行日より3ヶ月以内の現住所記載の公共料金(水道、電気、ガス)の領収書や請求書も補助書類としてアップロードする必要がある。

いまどき公共料金の請求書なんてwebやし支払いもクレジットカードやろ…

あ、せんせーがまたぼやいてる…

入力情報に間違いがないかしっかりと確認しておこう。
間違いがなければ申し込みをクリック。

以上でスマホ本体とSIMカードの同時購入及びSIMカードのみの申し込みは終わり。
MNP予約番号の取得、クレジットカードの準備、本人確認書類の画像の準備ができていれば15分もかからないで終わるだろう。
後日、自宅にSIMカード(本体同時購入の場合は端末も)が届くのでそれをスマホにセットしよう。
SIMカードが自宅に届いたら
申し込み完了後、早ければ翌日にSIMカードが到着する。
あとはSIMをスマホ本体にセットし、設定を終えれば使えるようになる。
端末にSIMカードをセットする
スマホ本体を購入すると『SIMピン』というものが入っている。
端末をそのまま引き継いで使いたいがSIMピンが見当たらない場合は『ゼムクリップ』や『安全ピン』など細くて硬いものを使おう。(安全ピンを使う場合は怪我に要注意)
端末側面にSIMピンを差し込む穴があるのでSIMピンをグッと押し込もう。
トレイの先端が出てくるのでそのまま引っこ抜く。
これがSIMカードをセットするSIMトレイ。
この端末はDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しているのでSIMカードが2枚入るようになっている。

SIMが2枚入ると1台のスマホで仕事用とプライベート用の電話番号が使えたりするで。

節約上手はうまく組み合わせることで通信費を安くするんだって!
このSIMトレイに送られてきたSIMカードをセットし元に戻す。

ちょっとした都合で2枚入ってるけど気にせんといてな
モバイルデータ通信の設定を行う
SIMカードが送られてくると必ず設定方法が記載された説明書が入っている。
これ以上ないほど丁寧に説明をしてくれているので説明通りに設定しよう。
「設定したのに使えないよ」って人は端末を再起動することで使えるようになることもあるから覚えておこう。
それでもダメなら各SIM業者の公式ページのお問い合わせへGO。

さぁ、これですべて終わりやで

ん、契約中の業者の解約手続きはしないの?

移行先に通信が切り替わった時点で自動的に解約になるんよ

そうなんだ!じゃーこれで全部終わりだねっ
まとめ 約15分の手続きで月5,000円を節約しよう
今回は格安SIMへの移行手順について、解説したで。
ざっくり要点をまとめると、
・約15分の手続きでスマホの通信費が月5,000円の節約になる
・格安SIMへの移行手続きは基本的にどこも同じような手順
・あらかじめ必要なものを準備しておくとよりスムーズに
・SIMカードの挿入方法や設定の方法
ってことやな。
手続きってだけですごく面倒なのはすごくわかる。
ただ格安SIMへの移行は時間単価を考えるとすごく割のいい作業。
時給換算で2万円って普通に考えるとかなりやばい。
また年間で6万円という金額を『たった15分』の手続きで達成できる、こんな効率的な節約術はそうそうあるもんじゃない。

節約したいけど何から始めよう、そんな人はまず格安SIMへの移行がオススメ!
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