様々な書籍やネットでの情報では「節約はまず固定費を下げましょう」と言われているが、どういった理由でそう言われているのか、アナタは説明できるだろうか?
理由が分からずとも節約をすれば効果が得られるが、理由が分かった上で行動をしたほうがより効果が「早く、大きく」得られるものだ。
ここでは固定費だけではなく、食費などの変動費も含めた「生活費」を抑えるべき理由の『本質』について迫っていく。
本質が分からずに「感覚、感情」で物事を進めていても得られる効果は薄くなる。
また生活費を抑える簡単な方法も合わせて紹介するので、最後まで読んでくれると『節約の価値観』が変わるのではないだろうか。
生活費を抑えるメリットとは?

やっぱり節約をするなら生活費をなんとかしないとなぁ…

なんで生活費を抑えたほうがいいと思うん?

えっ、なんでだろう……みんながそう言ってるから……

生活費を抑えるメリットってのをキチンと理解しといたほうが、より大きな効果を得られるで!

ワシが考える『生活費を抑えるべき理由』は大きく3つや!
収入を増やすよりも生活費を抑える方が簡単
たった今、これを見てくれているアナタも企業に雇われ給料をもらう「サラリーマン」であると思う。
サラリーマンが月に1万円多く使えるようにするために必死に働き、給料を上げてもらうということがどれだけの時間を要するのか、またどれだけ非効率であるかはサラリーマンであるアナタがよく知っているだろう。
その点、生活費を抑えることはすぐにでも実行し、すぐにでも効果を得ることが可能だ。
たとえば外食を減らしたり、コンビニの利用を控えたり。
自動販売機で飲み物を130円で買うよりもスーパーやドラッグストアで買うことで50円ほど安く買えるはずだ。
たった50円と侮ってはいけない。

今すぐキミの給料を50円上げることは可能かい?
給料を上げることの難しさやお金を増やすことの難しさはこちらの記事で詳しく解説しているので、1度読んでいただけるとより一層「節約の重要性」を理解していただけるはずだ。
生活費を抑えるとお金の選択肢が増える

上記は2020年10月の平均的な消費支出を表したものだが、極端に言えば月の生活費が28万円であるなら収入も28万円であると生活が成り立つ。
もしこの生活費を25万円に減らすことができれば、収入も25万円まで減らすことができるという選択肢が生まれる。

収入が減ってでもやりたいことに挑戦したいと思ったこと、1度くらいはないか?
もしくは生活費を25万円まで減らし収入は変わらず28万円のままであれば、3万円分のお金の選択肢が増えるということにもなる。

生活費を減らしたことで簡単に2つの選択肢ができたね!
- 収入をコントロールしやすくなる(生活のためだけの労働をコントロールできる)
- お金の使い方の選択肢が増える
また近年、欧米の若者や日本でも1部の若者の間で『FIRE』と呼ばれる生き方を実践、もしくは可能にするための努力をしている人を見受けられる。
生活費を減らすことは『FIRE』を目指すことに繋がったり、お金を使う選択肢を増やすことに繋がっていくのである。
Financial Independence,Retire Early の略で「経済的独立、早期退職」を目指す取り組み。

残りの人生のお金をサッサと貯めたり不労所得だけで生活をできるようにして、働くことに囚われずにに自由に生きようぜって感じやね
しかしFIREを実現するには多額の資金が必要(目安は25年分の生活費)となり、一般的な人間にはほぼ不可能である。
だが『サイドFIRE』と呼ばれる、「生活費が足りない分、週に2,3日働けばいいよね」という考え方であれば実現することは可能だと思っている。
こういう働き方や生き方もあるんだ、と知っておいて損はないはずだ。
人生の使える『時間』が増える
今の収入よりも少しでも多くの収入を得るために、どのような選択肢を取るだろうか。
多くの人間は『労働』という選択をしているはずだ。
すぐに給料を上げることの難しさは周知の通りだが、ダラダラと居残っては残業代を稼ぐ「生活残業」の本質は『時間の切り売り』である。
自分の時間を犠牲にし、その対価としてお金を得ているということだ。

「能力」を提供しているのではなく、「時間」を提供してるだけなんよね。
しかし生活費を見直し節約することができれば、労働時間を減らすことができ「自由な時間」を増やすことも可能だ。
人生において、もっとも貴重な「時間」を犠牲にする前に、まずは生活費を見直してみてはどうだろうか。
通信費や保険料の見直しなどは、労働収入で得続けなければならない時間よりも圧倒的に少ない時間で永続的に効果を得られることが可能だ。

人生の貴重な時間の多くを『労働』に充てているってことについて考えてみては?

お金はもちろん大事だけど、働くだけの人生はやだなぁ…
生活費を抑えても生活が不便になっては意味がない
例えばだが、生活費を抑えると一環として「もやし」ばっかりを食べて食費を減らすってのは馬鹿がすることである。
夏に冷房をケチったり、冬に暖房をケチったりして病気になったり、ときには取り返しのつかない状態になってしまうのはニュースなどでも取り上げられているのでご存知だろう。
生活費を抑えると言っても、今の生活の質が下がっては意味がないし長くは続かない。
生活の質を下げずとも、生活費を抑える手段は多数ある。

現金支払いをクレジットカード払いに買えるだけでポイントが付く、みたいな方法があるわな

電力自由化したから使用料が安い電力会社に乗り換えるとかもあるねっ!
生活費を抑える簡単な方法は『真似』をするだけ!
節約のいいところは結果がすぐに出ることと、なによりも「誰がやっても同じ結果を得られやすい」つまり『再現性の高さ』にある。
要は『真似をするだけ』で簡単に節約は実現するのである。
書店に並べられたたくさんの節約関連の本を参考にするもよし、今これを見ているPCやスマホ使って様々な節約情報にアクセスしてみるもよし。
知識を得たらあとは行動するのみである。
当ブログでも様々な節約術やそれに付随するサービス、また節約に対する考え方やマインドも発信しています。
紹介している情報は実際に自分が使っているもの、もしくは相当に調べ込んだ上で本当にいいサービスや節約方法のみを紹介しています。
また、なによりも行動に移してもらうために、選択肢は最大限に絞りつつ、効果が大きいものだけを紹介しています。

せんせーが紹介する節約術は「短時間&小さな労力で、大きな成果を得る」のが特徴だよっ!

ワシ自身が超めんどくさがりなんでなw
まとめ 理由が分かり行動をすれば変化が訪れる
お金について考えるとき、支出よりも収入を増やすことを真っ先に考える人が多いように感じる。
しかし使えるお金を増やすことを考えた場合、支出を減らすことを考えたほうが効率が良いのは説明してきた通りだ。
また簡単な節約方法として『詳しい人の真似をする』こともお伝えした。
だがここまでは知識、ノウハウを得た段階である。
ここから先、行動に移してこそ初めて変化が訪れるのである。
最後まで読んでくれたアナタが唯のノウハウコレクターで終わらず、行動と共に成果を上げることに期待している。

重い腰さえ上げれば、成果が目に見えて楽しめるようになるよっ!

よし、ワシがお尻を蹴飛ばしてやろうw
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