おいっす、食べ物に関しては優柔不断な男、クロジやで。
「ふるさと納税、何やらお得らしいけどよくわかんないし手続きも面倒くさいんでしょ」って思ってるアナタ!

あー、めっちゃ損してるで

えっ!?

ふるさと納税を利用してない人は確実に損してるで
ふるさと納税が何やらお得らしい、と認識してる人は大勢いるはず。
「ただ手続きがねぇ…」って人、今は手続きが簡素化され手軽に簡単にふるさと納税を利用することが可能になってるんよ。
そこで今回は、
・ふるさと納税とは?
・ふるさと納税の注意点
・簡素化された手続きとは?
・節約に繋がる返礼品の選び方
ってなことについて解説していくで。
ふるさと納税の知識を高めて、今年からふるさと納税を利用して得しちゃいましょう!
ふるさと納税とは
ここではふるさと納税の概要を説明する。
まずはふるさと納税についての基本的な知識を知っておいたほうがいいだろう。

たしかに、ふるさと納税って言葉は知ってるけど中身はあまり分からないや…

お得お得とは言うけど、何がお得なのかを知らない人は多いね
いろんな地域に寄付ができる
ふるさと納税って名称やけど実はふるさと以外にも寄付することはできる。
自分の好きな町や災害などで応援したい市町村、なんなら今現在住んでいる自治体にも寄付は可能だ。(※後述アリ)
簡単に言ってしまえば全国どこの自治体にも寄付をすることができる。
ただし、ふるさと納税サイトによっては登録されておらずに寄付できない自治体もある。
そんな場合は寄付したい自治体のHPを確認すると、どのふるさと納税サイトから寄付できるか記載されているところが多い。
「寄付したい自治体 ふるさと納税」などで検索。

ふるさと納税をきっかけに興味を持つ自治体もあって面白いで
寄付の使い道を選べる
一般的にふるさと納税をする際には寄付金の使い道を選択肢の中から選べることが多い。
例えば個人的に応援してる高知県宿毛市に寄付する場合はこんな感じだ。
自治体の財政からすると1個人の寄付など微々たるものかもしれないが、寄付金の使い道を選択していると自治体の運営に参加しているような気分にもなり、益々その自治体への興味が沸いてくるのがふるさと納税のいいところでもある。

どうして高知県宿毛市を応援してるの?

お礼状と一緒に寄付金がどう使われたのか、写真付きで送ってくれるんよ

まったく知らない遠い自治体でも身近に感じられるね!
地域の特産品が送られてくる
寄付したお礼に自治体から名産品や特産品が送られてくるのがふるさと納税の1番の魅力。
お肉やお米、果物といったイメージが大きいかもしれないが、タオルや洗剤などの日用品、宿泊券や体験プラン、さらにはテレビのニュースキャスターになれる券やご当地ヒーローになれる券など実用的なものから変わったものまで様々だ。
こういった返礼品を通して各自治体に興味を持ったり、より深く知れることが1つの楽しみでもあったりする。

美味そうなものばっかりでいつも悩んじゃう…

ご当地ヒーローかぁ…ちょっとやってみたいかも…!
税金が控除される
ふるさと納税で寄付した金額のうち2,000円を超える部分は住民税や所得税が控除される。
控除とはざっくり言うと「差し引かれる」ということなので実質2,000円で返礼品をもらうことができるのだ。
例題を出そう。
上記の商品を返礼品に選んだ場合、
10,000円-2,000円=8,000円の税金が控除になる。
つまり実質2,000円でいくらの醤油漬けをゲットしたというわけだ。
さらに、ふるさと納税を利用する年度が同じであれば追加で上記の返礼品を選んだ場合、
ホタテ10,000円+お肉15,000円-2,000=23,000円の税金が控除となり、実質2,000円でオホーツク産ホタテと都城産豚肉セットを得たことになる。

すごいお得!だったらいっぱい寄付しよう!

ちょっと待った!寄付額には上限があってそれを超えると自己負担になるよ!
ふるさと納税の寄付には上限額が設定されている。
その上限を超えた分は自己負担(控除してくれない)になるので要注意だ。
詳しくは下記にて解説をする。
ふるさと納税の注意点

せんせー、ふるさと納税っていいことずくめなんだね

ルールさえ守っていれば得しかしない制度やね

ルール?

よし、じゃー損しないためのルールを教えてあげるね
控除の上限を超えた分は自己負担に
ふるさと納税は収入や家族構成によって寄付金額の上限が変わってくる。
上限を超えた分はすべて自己負担になるので注意が必要だ。
各ふるさと納税サイトには上限額を簡単に知れるシミュレーターがあるので利用しよう。
iDeCoや住宅ローン減税を利用してる人は控除額の上限が変わってくるので下記のシミュレーターの方がオススメだ。
税金控除のための申請が必要
税金の控除を受けるためには基本的に確定申告が必要となる。
しかし一般的にサラリーマンと呼ばれる給与所得者がわざわざ確定申告をするのは面倒である。
そこで2015年より『ふるさと納税ワンストップ特例制度』という便利な仕組みができた。
・確定申告をする必要がない人(副業などで20万円以上の所得がある人は✖)
・納税先の自治体が5ヶ所まで
これらの条件を満たしていれば確定申告をせずとも、ワンストップ特例制度という簡素化された手続きでの税金控除の申請が可能になる。
ワンストップ特例制度を使っての申請に必要な書類は次の通り。

上記のA,B,Cのいずれかを準備しよう。
次にワンストップ特例申請書をダウンロード。
あとは申請書に記入し、必要書類と一緒に寄付をした自治体に送るだけだ。

基本的に寄付の申し込み画面にはワンストップ申請書の請求をすることができるが、年末ギリギリの場合は、申請書を請求⇒自治体から発送⇒記入し返送⇒自治体が受領という流れの中で期限に間に合わない(翌年1月10日まで)可能性が大きいので、自分で用意したほうが無難だ。
住んでいる自治体への寄付には注意
ふるさと納税を利用し、自分が住んでいる自治体に寄付を送ることは可能だが注意してほしいことがある。
それは『原則として返礼品を受け取ることができない』ということ。
ふるさと納税の最大の魅力を失ってしまうことになる。
ただ税金の控除だったり使い道を選んだりはできるので、どうしても自分の町に寄付したいって人は自分の自治体のHPをチェックしてみよう。
税金控除はすぐに行われない

寄付金額のうち2,000円を超える部分は所得税や住民税が控除されるがすぐに控除されるわけではない。
ワンストップ特例制度を利用した場合は翌年の6月から控除が始まる。
会社員の人なら6月頃に勤め先から『住民税の決定通知書』というものが配布されるのでそこで確認ができる。
確定申告を利用した場合は、確定申告後に所得税の還付(戻ってくる)が、その後残りの金額が翌年の6月から住民税より控除される。

最終的には得をするんやけど一時的に支出が増えるってことは覚悟しておこう
返礼品の選び方
ふるさと納税サイトにはたくさんの返礼品が準備されている。
返礼品の選び方によっては生活費を削減できるものも多い。
とは言えせっかく実質2,000円で様々な返礼品を選べるならちょっとした贅沢品を選ぶのもありだろう。
楽しみながら選んでほしい。
節約視点からの返礼品の選び方
節約視点から見るオススメの返礼品は『生活に欠かせないもの』だ。
たとえばトイレットペーパー。
1人あたりの年間のトイレットペーパーの平均使用量が約50ロールという統計が出ているのでこちらの商品を返礼品に選ぶことで2,000円の出費で2人分の1年間のトイレットペーパー代が不要になるということだ。

2,000円を超える部分は税金で控除されるんだったね!
ちなみに、うちの妻に聞いたところ12ロールのトイレットペーパーの底値の平均額は「298円、税抜きや!」とのことなので『298円×8個×1.1(消費税)=2,623円』となるので、ふるさと納税の返礼品を選んだほうが税金を控除しながらも623円の得になる。

これ以降、寄付金額の上限までは一方的に返礼品を貰い続けるだけや

のちのち、控除という形で返ってくるわけだね!
・トイレットペーパーや洗剤などの日用品(日用品費の削減)
・お米や調味料などの日々の食卓に欠かせないもの(食費の削減)
・水や缶詰など消費期限が長いもの(災害時の非常食などに)
ちょっと贅沢な返礼品を選ぶ
ふるさと納税は誰もが得をする仕組みだ。
ならば一層のこと贅沢品を選んでみようではないか、という考え方も素敵ではないか。
なかなか普段では手を出しづらい食料品や趣味の物、旅行なんて選択肢もある。

先生は断然、ちょっと贅沢派です!

たまには贅沢もしないとねっ!

しかも先生は断然「食べ物」派です!!

せんせーの食欲はいつもヤバイ…
端数が出たら是非『寄付』を!

ふるさと納税の返礼品を選んでいると最終的に上限金額まで届かない『端数』が出てくる。
こういった端数の金額は是非、被災地支援などの『寄付』に使って欲しい。
2020年は「新型コロナウイルス」の年でもあったが、医療従事者への支援をふるさと納税で募っている自治体もある。
端数が出たらでいいので少しは世の中にも貢献しようぜ。

やらない『善』よりやる『偽善』だよね!
まとめ ふるさと納税は誰でもできるお得な仕組み!
今回はふるさと納税について解説したで。
ざっくり要点をまとめると、
・ふるさと納税を利用することで各地の特産品をもらいつつ、税金を控除できる
・寄付金額には上限があり、それを超える部分は自己負担になる
・ワンストップ特例制度を使えば簡単に税金控除の手続きができる
・生活に関連する返礼品を選ぶことで生活費削減がより効果的に
ってなことについてお話したで。
手続きが簡素化されたことでより「簡単にふるさと納税を楽しむ」ことができるようになったんよ。
家族みんなでワイワイと返礼品を選んでみたり、独身者は贅沢を独り占めしてみたり。
まだ利用したことない人は是非この機会にふるさと納税を利用して得しよう!

先生も必死にお得な返礼品を探してるで!

せんせー、食べ物のページばっかり見てる…w
オススメのふるさと納税サイトについてはコチラからどうぞ!
コメント