おいっす、コツコツと地道に資産運用を続けてる、クロジやで。
今まで『節約』について話してきたけど、その節約できたお金を投資に回して欲しいなって思ってるんや。
でもいきなり投資って言われても「なんか怖い…」って思っちゃう人もいると思うから、まずは投資を含めた『資産運用の必要性』について一緒にお勉強していこうぜ。
投資をする、しないに関わらず、今の自分、将来の自分が置かれるであろう状況を知っておいて損はないと思うで。
資産運用の必要性

資産運用って聞くと「私には全然関係のない話だわ」とか「投資とかってギャンブルでしょ」ってイメージする人も多いと思うんや。
そもそも資産運用って何よ?って話でもあるんだがこのブログでは『増やすことだけではなく、お金を適切に維持・管理すること』って定義付けさせてもらうな。
みんなは銀行にお金を預けてるよね?
銀行に預けておくことで利息を得たり、また管理しやすくなるって意味でも立派な『資産運用』やと思うんよ。
ただ、これからはただ銀行にお金を預けておくっていうのはちょっとキケンかもよ。
今、日本が置かれてる状況等から資産運用の必要性を説明していくわな。
先が見えない超低金利時代

僕が小学生の頃は祖父母からお年玉をもらうと親から「貯金しとこうね」と言われたんよ。
「なんで」って聞くと「銀行に預けとくと増えるからよ」と言われて育ってきたんよね。
上のグラフを見てもらうと分かると思うけど、昔は銀行にお金を預けておくだけで勝手にお金が増えていく時代があったんよ。
しかもこれ、定期預金とかじゃなくて普通預金やからねw
でも2000年代に入ってからは、金利が全然上がらなくなっちゃったわけよ。
現在の日本では、『マイナス金利』という政策が実施されてて、その影響もあって余計に利息がつかない状況なんよ。
ただただ銀行にお金を預けといてもお金が増えない時代なわけよ、現状は。
マイナス金利とは
デフレ経済の脱却、2%のインフレ目標の達成、物価の上昇や消費の拡大を目的に2016年から施行された政策。
民間の銀行が日本銀行にお金を預けることで得ていた年0.1%の金利がマイナス金利以降、逆に0.1%取られてしまうことになりました。
それなら他の投資に回したり、融資に回したりするだろう⇒市場にお金が出回るだろう、その結果企業や消費者にお金が回り物価が上昇していくだろうというシナリオです。
マイナス金利以降、住宅ローンなどの金利は下がったが、それに合わせて銀行などの預金金利も下がりました。
厳しさを増し続ける年金財政

現状の日本は、少子高齢化が加速度的に進み、経済成長の原動力とも言える人口も2008年から減少に転じたんよ。
それによって、年金財政の悪化が進み年金受け取り額が減額されたり、受給年齢の引き上げが予想されてるんよね。
日本の年金制度は『賦課(ふか)方式』って呼ばれてるんやけど、これは現役世代が納めた保険料で「じいちゃん、ばあちゃん」の年金を支払ってるってことなんよ。
だから少子高齢化がめちゃめちゃ響くんよ、だって少ない人数で支えていかなあかんからな。
さらに、平均寿命もどんどん伸びていってるしな。
ゆとりのある老後生活

年金財政の悪化について説明したけど、そもそも公的年金だけではゆとりのある老後生活ってのはなかなか厳しいものがあると思うんや。
老後2000万円問題ってのもテレビで流れたりもしたけど、公的年金で足りない部分は貯蓄を取り崩してフォローしていくしかないよね。
その貯蓄部分を資産運用で増やしていこうなってことやな。
老後2000万円問題とは
金融庁がまとめた報告書によると
- 夫65歳、妻60歳の無職
- 夫95歳、妻90歳まで健在
- 収入は公的年金のみ、平均収入が月額21万円、平均支出が26万4000円
差額の5万5000円×12ヶ月×30年=1980万円の老後資金が不足するという報告書です。
インフレ(物価上昇)対策
バブル崩壊以降、日本はデフレ経済に突入しちゃったんよ。
『デフレ』ってのはモノやサービスの値段が下がっていくことやな。
一見よさそうに思えるけど値段が下がるってことは企業の利益が減るし、そしたら給料も減るし、そしたら購買意欲も減るし、そしたら企業の利益は減るしという悪循環、デフレスパイラルに陥るわけよ。
この悪循環から脱却するために、日本は物価の上昇『インフレ』を目指してるんよ。
普段生活してるなかでなかなかインフレを感じることはないかもしれないが例えば教育費は顕著にインフレが見て取れるで。

もっと身近なところでいうと『ステルス値上げ』ってのもあるな。
値段は変わらないんだけど内容量が減っちゃったってやつな。(シュリンクフレーションって言うんやって)

こんな面白いサイトも見つけたでw
こういったインフレリスクに対して貯金では弱いんよな。
インフレってのは要はお金の価値が下がるってことやんか。
例えば、今1万円持ってます、りんごが1個100円です⇒りんご100個買えます。
でも将来りんごが1個200円になれば1万円で50個しか買えないわけやん?
持ってるお金は1万円のまんまやのに、モノの値段が上がると買える数が減ったり、そもそも買えなくなるわけよ。
こういったインフレリスクに対して貯金は弱いんで、インフレリスクに強い資産を持つことが重要やと思うわけですな。
給与水準が上がらない&減っていく退職金

日本は先進国の中で唯一といっていいぐらい給与があがっていない国なんや。
未だバブルの頃に追いつけず、ようやくリーマンショック前ぐらいまで戻したとはいえ、これから給与水準が右肩上がりってのはあんまり望めそうにもないよね。

また、給与だけではなく、退職金の減額や退職金制度自体を廃止する企業が増えていってるんよ。
現代の働き方的に、1つの企業で勤め上げるよりも、転職を繰り返すことでスキルアップや給与アップを目指す人やフリーランスで働いたりする人も増えていってるよね。
そういう人たちは中々まとまった金額の退職金を得ることが難しくなるよね。
そういう面からも、会社からの給与や退職金だけをアテにするんじゃなくて他の収入の柱を作ることが重要になると思うで。
その中の選択肢の1つとして資産運用ってのをオススメしたいな。
まとめ 資産運用で未来の自分を守ろう!

資産運用の必要性について説明したけど、どうやろ?
自分たちの親世代とは時代が変わって、預金金利がゼロに等しかったり、年金も何歳からいくらぐらいもらえるのか、正直期待できなくなってると思うんよ。
そうなってくると、そういった制度だけに頼るんじゃなくて自分でできることをやって未来の自分を守るという意識が大切やと思うんや。
つまり自分の未来に投資するってことやな。
次回からはもうちょっと具体的に投資について話していくな。
じゃー次回に、つづく!
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